スキーの基本的な直進性や操作性を高めるには、よりフラットな滑走面が理想的です。 |
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1シーズン使用した板はエッジも丸まり滑走面も石などを踏んで傷がついたりWAXが抜けて白くケバ立ったりします。
また、購入したばかりの板も作られてから時間が経っている事などからエッジが錆びついたり滑走面がフラットでないものや、滑走面の酸化などが見られるため、フルチューンをすることをおススメします。
フルチューンではサンディングマシンを使って滑走面を研磨しフラット加工(※)します。研磨して残っている傷はリペアが必要です。ストラクチャー加工をし、エッジ研磨、WAXを施します。
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※ 場合によってフラット加工しない…滑走面の形状を保ったまま全体を1枚めくるように研磨する事もあります。また、フラット加工できない場合もあります。 |
滑走面にパターン化した溝をつけて滑走面の水分の調整をし、板の滑走性を高めます。
ただし、ストラクチャーを入れる作業ではどうしても滑走面(溝をつけた中)にケバが生じて、滑走時に引っかかったようになります。この引っ掛かりを解消するのがワクシングです。ワクシング・スクレーピング・ブラッシングを繰り返すことで、ゲバが無くなりストラクチャーの山がつぶれてきます。
また、ゲレンデを滑走する事で(使用しているうちに)徐々にストラクチャーがつぶれて馴染んできます。
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ストラクチャーは"深さ"が要(かなめ) となります。雪質やその人のスキー・スノーボードスタイルに合ったストラクチャー加工が大切になります。 |
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滑走面の汚れを取り除いたり、ワクシングの繰り返しによりケバをなくします。
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